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[試合後会見]2013.4.9

勝ちは勝ちだが…

 8日に後楽園ホールで行われた、「ダイヤモンドグローブ・DANGAN」でのダブル日本タイトル戦。ファイナルで行われた日本フェザー級タイトル戦に出場した両雄が、試合後に会見を行った。
肩を落とす横山
 1Rに王者からダウンを奪ったが、惜しくも判定で敗れた横山は、「やっぱり力がありました。心が折れるパンチ。ボディも効きました。手がでなかった。結果がこうなんで、これが全てなんでしょう。ただ、判定には納得いっていません」と悔しさを明かした。
 同席した齊田会長は、「採点だけ聞いたらこっちかなと思ったが…。やってきた練習が、型にはまって全部当たってたし、もっと前に出れてたらポイントもちゃんと取れてたと思う。勝てない相手ではなかった」と試合を振り返った。
内田トレーナーと天笠
 4度目の防衛に成功した天笠だったが、「最近打たれ弱くなってきたのかも。右フックですよね?」と1Rのダウンについてトレーナーに訪ね、左ストレートだったことを知ると「え!全然見えてなかったです。気づいたらダウンしてたので、どうせならと思いカウント8まで休んだ」と本人も驚いた様子。試合については、「基本的にはロングで、リードブローでペースを握ってKOに繋げようと思っていた。最初にダウンを取られたので、とにかく前にでた。7Rに攻めたところでバテた。なんでスタミナが切れたか分からない。サウスポーは苦手というわけじゃないが、考え過ぎてしまうのかも」と振り返った。
採点表
 内田トレーナーは、「ラウンド毎にスタミナが切れていた。行けば倒せるんだけど休んでいたのは、自分に負けているということ」と指摘すると、天笠は「どんどんKOが落ちている。日本チャンピオンが、こんな試合してたんじゃ恥ずかしいなと思う」と反省の弁を口にし会見を終えた。

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