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元世界王者の輪島功一氏の孫・磯谷大心(22=輪島功一スポーツ)が9日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」ウェルター級6回戦で、松野晃汰(22=神奈川渥美)と対戦した。
両者は、2022年11月の東日本新人王決勝戦で対戦し、その時は松野が4回TKO勝ちしている。磯谷は、雪辱を果たすことができたのか?
両者は、2022年11月の東日本新人王決勝戦で対戦し、その時は松野が4回TKO勝ちしている。磯谷は、雪辱を果たすことができたのか?
磯谷大心が勝利!
初回は静かなスタートだったが、2回に大きく動いた。磯谷が右ストレートでダウンを演出。3回、松野は右ストレート、左ボディで反撃。4回、パンチを交錯させる中、磯谷は左フックで2度目のダウンを奪った。5〜6回は激しい打撃戦を繰り広げて試合終了のゴング。磯谷がリベンジに成功した。
「右ストレートは手応えがあった」
試合後、囲み取材に磯谷は「『松野選手を超えた』とまでは言わないが、そのレベルまで来ることができた」と勝利を噛み締めた。
「ダウンを奪った右ストレートは、力みがなくスカッと顎に入った。2度目のダウンは、何で倒したのかわからなかった」と言うと、「最終ラウンドは迷ってしまい、詰め切れなかった。その部分を含めて反省ですね」と語った。
「ダウンを奪った右ストレートは、力みがなくスカッと顎に入った。2度目のダウンは、何で倒したのかわからなかった」と言うと、「最終ラウンドは迷ってしまい、詰め切れなかった。その部分を含めて反省ですね」と語った。
「強い相手に勝てた」
今回の勝利でA級(8回戦)昇格を決めた。「松野選手に勝つことだけを考えていたので、A級ボクサーになった実感が湧かない。やっと強い相手に勝てた。少し自信になった」と最後は笑顔で会見を締めた。
「ダウンしたパンチは見えなかった」
一方、松野は「前回戦った時より距離感が良くなっていて、やりにくかった。ダウンした右ストレートと左フックは見えなかった」と淡々と振り返った。