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戸高秀樹ジム主催の「第46弾 ザ・グレイテストボクシング」が5日、後楽園ホールで開催され、全8試合で熱戦が繰り広げられた。
前日本フライ級王者で同級7位の永田丈晶(26=協栄)と同級9位の大保龍斗(29=横浜さくら)の一戦がメインイベント、フライ級8回戦で拳を交えた。
王座返り咲きを目指す永田と、タイトル挑戦をアピールしたい大保が真っ向勝負した。
前日本フライ級王者で同級7位の永田丈晶(26=協栄)と同級9位の大保龍斗(29=横浜さくら)の一戦がメインイベント、フライ級8回戦で拳を交えた。
王座返り咲きを目指す永田と、タイトル挑戦をアピールしたい大保が真っ向勝負した。
永田丈晶(協栄)が判定勝ち
初回は、大保が思い切りの良い攻撃で先制したが、サウスポー永田は2回に上下に打ち分けてペースを掌握。ショートパンチを織り交ぜながらポイントを加点した。大保は左右フックを振ったが、永田はブロックと距離で外して決定打を避けた。最後まで激しい打ち合いが続いたが、有効打で上回った永田が判定勝ちした。
「この試合に懸けていた」
連敗脱出に成功した永田は、「(大保選手は)パンチが強いので、もらわないことを意識した。苦しい試合が続いていたので、ここに懸けていた。勝てて本当にうれしい」と安堵の表情を浮かべた。
永田は、昨年7月に飯村樹輝弥(26=角海老宝石)に敗れて王座を陥落すると、12月の再起戦でもルオ・チェンハオ(30=中国)に判定負けを喫していた。「前回の試合で負けて『この先どうしたらいいのか』と真っ暗になっていた。しかし、試合が決まってから気持ちを切り替えて、いろいろな人にサポートしてもらった」とチームに感謝した。
永田は、昨年7月に飯村樹輝弥(26=角海老宝石)に敗れて王座を陥落すると、12月の再起戦でもルオ・チェンハオ(30=中国)に判定負けを喫していた。「前回の試合で負けて『この先どうしたらいいのか』と真っ暗になっていた。しかし、試合が決まってから気持ちを切り替えて、いろいろな人にサポートしてもらった」とチームに感謝した。
笑顔が弾けた
コンビを組む内田洋二チーフトレーナー(写真:左)は、「ここ2戦、接戦を落としていたので、少しスタイルを変えようとしたが、調子を崩してしまった。元のボクシングに戻して、試合の1ヶ月前にペースが上がった。今日は、よく頑張ってくれた」と労った。
フライ級に永田丈晶あり!
永田からタイトルを奪った飯村が、明日(6日)、同級1位の井上夕雅(24=真正)を迎えて2度目の防衛戦に臨む。永田は会場には行かず、配信で試合を見る予定だ。
「今日の試合に懸けていたので、すぐにリベンジとかは考えられない。明日の試合を見てから、いろいろと考えていく」と語った。
「今日の試合に懸けていたので、すぐにリベンジとかは考えられない。明日の試合を見てから、いろいろと考えていく」と語った。
「後手に回ってしまった」
悔しい敗戦となった大保は、「相手はリズムがワンパターンなので対策していたが、後手に回ってしまった。パンチを打っても外されてしまい、(体を)ブレずに打ち返してきた。自分のボクシングができなかった」と唇を噛んだ。