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[立ち話]2024.4.4

阿部麗也が世界戦を振り返る

 IBF(国際ボクシング連盟)フェザー級8位の阿部麗也(30=KG大和)は、日本時間3月3日、米国ニューヨーク州ベローナ・ターニングリゾート&カジノで、王者のルイス・アルベルト・ロペス(30=メキシコ)に挑戦。8回TKO負けを喫した。

 2ラウンドにロペスの左フックを浴びて左目下を腫らし、厳しい状況の中、最後まで食い下がったが、最後はレフェリーに試合を止められた。試合を終えた阿部に、あの一戦を振り返ってもらった。
試合が終わり数時間後に帰国
 ジムに現れた阿部だが左目下の腫れはなく、内出血もほぼない状態だった。試合後は、眼窩底骨折(がんかていこっせつ)の疑いがあり、すぐに病院に直行した。「折れていたら『帰国日が延びるだろうな』と思ったが、折れていなくてホッとした」。

  試合後、会場から病院に着いたのが午後11時。そして、診察が終わったのが午前2時。一度、宿泊していたホテルに戻り、荷物を取り、シラキュース空港に到着したのが午前4時で、午前6時発の飛行機で日本に向けて出発と、慌ただしいスケジュールで帰国した。
再起を決意
 「怪我がなかったら…とは思うが、そうはいってもロペスは強かった。負けたけど、今後に向けて大きな経験を積むことができた」と前向きに答えた。「目が骨折していたら時間がかかると思ったが、何ともなかった。負けたら引退しようとも考えていなかった。日本タイトルも2度獲れなくて3度目にして獲ったし、全日本新人王を獲った次の試合で負けてから10連勝してタイトルマッチまでいった。負けたが、ここからが最終章」と復帰を決意した 「なんかジッとしていられなくて」とすでにジムワークを再開している。仕事は、3月6日(水)から始めたという。
「ロペスは自信に満ち溢れていた」
 「出所がわからないパンチと、チャンピオンの自信がすごかった。自信満々に来られて、脅威に感じたのは初めてだった」と対峙したからこそわかるロペスの強さを説明すると、「要所、要所に当てたパンチも『効かないよ』と微動だにせず前に出てきて、どんどん気持ちが削られていった」。「レフェリーが試合を止めるタイミングを探っているのを感じて、『このまま(ガードで)固まったらヤバい』とブロックしたら、とりあえずパンチを返さないといけないと思いながら戦っていた。気が付いたら8ラウンドだった」と余裕はなかったという。
2ラウンドに左目下を腫らした
 「バックステップで対応できるものではないなと思った。ブロックして近距離で戦うことも想定していたが、左目下の腫れで、近い距離での攻防は(選択肢から)なくなった。そうなると下がる一方で、向こうは調子づく。左カウンターを狙うくらいしかできなかったし、打ち終わりに(パンチを)もらいたくないから、重心を引くのを大事にしたので、強く打ち込めなかった。パワーが足りないと思われるのは…、次は強さを見せるしかないですね」と悔しさをにじませた。
「ここから這い上がる」
 世界の高い壁を目の当たりにしたが、「ロペスのパンチが怖いなとは思わなかった。こっちのパンチが当たらなかったかというと、そうではなかった。強いのは認めるが、この経験を活かさない手はない。ここからもう一段上げていく。この2〜3年が勝負。どこでチャンスが来るかわからない。世界はこっちの都合で来るわけではない。コンディション作りもまったく問題がなかったし、海外での試合が来ても問題ない!」と、七転び八起きの精神で再び世界の頂点を目指す。

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