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[試合後談話]2024.3.12

激アツ! 日韓戦!

 「フェニックスバトル111&DANGAN264 日韓戦 JAPAN Battle 1」が12日、後楽園ホールで開催され、日本代表と韓国代表による熱戦が繰り広げられた。

 メインイベント、スーパーウェルター級8回戦では、日本スーパーウェルター級6位の左右田泰臣(35=EBISU)とチョー・ヨンイン(26=韓国)が対戦した。
左右田泰臣(EBISU)がTKO勝ち!
 初回は、チョーのプレスに後手に回った左右田だが、2回に右カウンターで応戦すると打撃戦に突入。我慢比べの打ち合いが続く中、左右田は左のダブルのコンビネーションを好打。ボディにパンチを集めて体力を削った。8回、左右田はワンツーで腰を沈めさせると、怒涛の連打でレフェリーストップに持ち込んだ。
「最後はイメージ通り」
 激戦を制した左右田は「映像で見ていたより、相手が前に出てきたので焦ってしまった。パンチが見やすい分、打ち合いに付き合ってしまった。ただ、効かせてからパンチをまとめて、レフェリーストップに持ち込めたのはイメージ通り。出田選手(出田裕一=三迫/日本スーパーウェルター級王者)に勝った選手にストップ勝ちしたことに価値がある」と、これまでKO負けのないチョーを倒し、納得の表情を浮かべた。

出田選手のベルトを狙う

 「自分は日本タイトル以上、世界ランカーを目指している。そのためにも今年は、最低でもベルト1本はほしい。今は出田さんしか見ていない」と、出田が保持する日本タイトルを目標に掲げた。
「最後はスタミナが切れてしまった」チョー・ヨンイン
 一方、最後まで粘りを見せたチョーは「(左右田選手は)パンチが強くてディフェンスが良かった。最後はスタミナが切れてしまった」と苦笑いした。
左:キム・ジョンス(韓国)がKO勝ち!
 ヘビー級6回戦では、藤中大和(38=DANGAN)とキム・ジョンス(20=韓国)が激突。初回から左右フックを振り回し、重量級らしい打ち合いを見せる中、2回にキムが左ボディでペースを握ると、左フックから連打でダウンを演出。藤中に10カウントを聞かせた。
「勝ってうれしい」キム・ジョンス
 昨年7月に日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(29=KWORLD3)と対戦し、判定負けを喫したキムだが、2度目の来日で勝利した。

 試合後に取材に応じると「但馬戦より増量して臨んだ(但馬戦が104.6kg、今回が117.9kg)。勝ててハッピー。また日本に来たいね!」と満面の笑みを浮かべた。

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