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[発表会見]2023.8.25

堤駿斗が中南米の新鋭と激突!

 志成ボクシングジムは25日、都内のジムで記者会見を開き、OPBF東洋太平洋フェザー級王者の堤駿斗(24=志成)の次戦を発表した。

 堤は、10月13日(金)、後楽園ホールで開催される「Life Time Boxing Fights 17」のメインイベント、フェザー級10回戦でドミニカ同級5位のルイス・マンシオン・ベンチャーラ(24=ドミニカ共和国)と対戦する。
初の中南米選手との対決
 今回はOPBF王座初防衛戦ではなく、中南米の無敗の新鋭と拳を交える。「何人か候補がいた中で、この選手とやりたいと思った」と、最後は堤本人が選んだようで、「これから世界ランカーと戦っていく上で、その第一歩となる相手」と言葉に力を込めた。
「隙を見逃さない」
 対戦相手の映像を見た堤は、「ガンガン攻めてきて、アマチュアキャリアが豊富な洗練されたスタイル」とベンチャーラの印象を語ると、「パンチを振ってきたら隙も出てくるので、そこを見逃さず戦う」と、得意のカウンターを決めていくつもりだ。
 
「KOにこだわる」
 「見ているお客さんはKOを見たいはず。そこができていないのは自分が未熟だから」と、ここまでKO勝ちしていないことに触れ、「プロで3戦して8オンスのグローブにも慣れてきた。自分の殻を破る試合。今回は倒すことにこだわりたい」とKO宣言した。
10月13日(金)後楽園ホール
 7月25日(火)に行われたWBO世界フェザー級タイトルマッチ、王者ロベイシ・ラミレス(29=キューバ)対挑戦者の清水聡(37=大橋)戦はLeminoで視聴した。「ラミレスの技術を見ていたが、世界チャンピオンになる選手は、やはり突出した武器を持っている。ラミレスで言えば、瞬時のフェイントの速さ」と分析。「早くこのレベルに勝てるように強さを磨いていく」と語った。

 堤は来週から米国ラスベガスにスパーリング合宿に向かう。

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