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[前日計量]2022.11.16

ミニマム級王座戦はKO決着濃厚!

 日本ミニマム級1位の重岡優大(25=ワタナベ)と同級2位の仲島辰郎(28=平仲)が16日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨んだ。

 両者は、明日(17日)に後楽園ホールで開催される「WATANABE PROMOTION&DANGAN254」のセミファイナルで空位となっている日本王座を争う。
「誰が見てもわかる内容で勝つ」
 先に秤に乗った重岡は、ミニマム級リミットを100g下回る47.5sでクリアした。「冷静で感情に左右されないボクシングをする」と仲島の印象を語ると、「自分はぶっ潰しにいく。パンチ音、スピード、コンビネーションの多彩さ。誰が見てもわかる内容で勝つ」と強気の言葉を並べた。
「常にKOを狙っている」
 弟の重岡銀次朗(23=ワタナベ)が、1月6日(金)にエディオンアリーナ大阪でIBF世界ミニマム級王座に挑戦する。「やっと世界を掴むチャンスが来てうれしいですね」と弟の王座挑戦を喜ぶと、「自分は焦りはない。今は差が開いているが数年後に並ぶよう勝ち続ける。明日は華のある試合を見せる」と言葉に力を込めた。
「沖縄にベルトを持ち帰る」
 一方、これが3度目の日本王座挑戦の仲島は、200gアンダーの47.4sで計量を終えた。2ヶ月前から管理栄養士とコンディション作りに取り組んできたことを明かすと、「順調に体重を落とすことができた。しっかりと仕上がった」と万全の状態をアピールした。
「倒しにいく」
   現WBO(世界ボクシング機構)ミニマム級王者谷口将隆(28=ワタナベ)、IBF(国際ボクシング連盟)ミニマム級5位の重岡銀次朗。そして、重岡優大と3試合連続でサウスポーとの対戦となる。「サウスポーは慣れている。並んでみて(重岡選手は)思ったより大きくなかった。明日は最初から最後まで倒しにいく」とKO宣言した。
後楽園ホールでゴング!

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