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[前日計量]2022.11.14

最速KOを目指し力自慢が集結!

 志成ジム主催の「LifeTimeBoxing.11 KO祭」の前日計量が14日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、選手たちが計量会場に姿を現した。

 明日の興行に出場する選手全員に対して、志成ジムが「最速KO賞」を用意した。一番早く(T)KO勝利を挙げた選手に、賞金50万円が贈られる。計量後に取材に応じた選手は、「自分こそが一番早く倒す」と息巻いた。

 試合の模様は、ABEMAで第1試合からライブ配信される。
「最初からガンガン攻める」
 セミファイナル56.6kg契約8回戦では、日本ウェルター級3位の佐々木尽(21=八王子中屋)がパティパ-ン・クロンクラーン(タイ)と対戦する。佐々木はリミットちょうど、パティパーンは200gアンダーの65.4sでパスした。

 計量後に取材に応じた佐々木は「明日は最短KOを狙わないとダメでしょう。この興行に見合った試合をする。最初からガンガン攻めて、ド派手にいきますよ!」と気合いがみなぎっていた。
「賞金の使い道も考えている」
 すでに賞金の使い道も考えているようで「ジムにサンドバックを置きたい。そしてボクシング用品の購入、運転免許を取るための資金に充てたい」と計画を明かした。
鈴木稔弘(志成)は今回も早く倒す!
 鈴木稔弘(25=志成)は、ライト級6回戦でアタノン・クンラウォン(タイ)と激突する。鈴木は、ライト級リミットを300g下回る60.9s、アタノンは、2sアンダーの59.2sで計量を終えた。鈴木は「前回より早く倒しにいく」と、デビュー戦での初回25秒決着更新を宣言。

 鈴木の提案で、最速KO賞が設けられたが「プランは2つ考えてきた。速攻で倒して他の選手にプレッシャーを与えたい」と拳を握りしめた。
高橋拓磨(志成)は全勝KO更新を目指す
 6戦全勝(6KO)の高橋拓磨(29=志成)は、65.0s契約8回戦でチャイヤラット・サワンソーダ(タイ)と拳を交える。高橋は、契約体重を100g下回る64.9s、チャイヤラットは、900gアンダーの64.1sを測定した。

 2年ぶりのリングに上がる高橋は「気負うことなく、練習でやってきたことを出す。もちろんKOを狙う」と静かに闘志を燃やした。
カムバックする白石聖(志成)
 元日本ユース・フライ級王者の白石聖(25=志成)は、ジャッカパーン・セーントーン(タイ)とスーパーフライ級8回戦で拳を交える。約2年11ヶ月ぶりにカムバックする白石は「戻って来たからには、世界を目指す。ここからがスタートなので、デビュー戦のつもりで戦う」と進化した姿を見せるつもりだ。

 「明日は相手うんぬんではなく、最速タイムの勝負だと思っている。自分も早く倒しにいく」と意気込んだ。

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