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[前日計量]2022.9.9

矢吹正道vsタノンサック! KO決着必至!

 前WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者の矢吹正道(30=緑)と、WBO(世界ボクシング機構)同級4位のタノンサック・シムシー(22=グリーンツダ/タイ)が、9日、愛知県刈谷市内で前日計量に臨んだ。

 両者は、明日(10日)、三重・四日市市総合体育館で開催される「GREEN Dream.17」のメインイベント、50.0kg契約10回戦で拳を交える。

 試合の模様は、三重テレビで19時から生中継される。両者の意気込みが届いた。
矢吹正道(緑)50.0s
  電話取材に応じた矢吹は、昨日の時点でリミットを切っていたことを明かした。18戦目で、初の凱旋試合に臨む矢吹だが「一切、気負いはない。試合を楽しむ」と自然体を強調。「程よい緊張感で臨む」。拳四朗との連戦を経て、大きな経験を積んだ矢吹が、地元のファンに雄姿を見せる。
「4〜5ラウンドで終わる」
 8月14日(日)には、弟でOPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者の力石政法(28)が初防衛に成功。さらに9月4日(日)は、長女の佐藤夢月さん(12)がジュニアチャンピオンズリーグ35s級で優勝した。矢吹は、試合前のため夢月さんの試合は行っていないが、勝利の報告を受けた。「後楽園ホールで試合をして、勝ったことが良い経験になったと思う」。

 「(タノンサック選手が)自分が思っているような選手で、自分本来の動きを出せれば、4〜5ラウンドで試合が終わる」とKO決着を約束した。
タノンサック・シムシー
(Gツダ/タイ)49.9s
 一方、前世界王者と拳を交えるタノンサックは「減量もスムーズに進み、調整がしやすかったです。いつも通りの気持ちで、緊張もなくリラックスできています。明日の試合は、勝つ自信があります。でも、一切油断はしていません。必ず勝ちます! 日本の皆様、明日は僕の応援を宜しくお願いいたします!」とコメントを寄せた。
三重・四日市市総合体育館でゴング!

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