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[試合後会見]2022.8.14

大阪の陣。力石政法のV1戦!

 OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者の力石政法(28=緑)が14日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第1競技場)で開催された「3150FIGHTvol.3」のセミファイナルに出場。同級13位のトムジュン・マングバット(24=比)を迎えて、初防衛戦に臨んだ。

 世界を目指す力石が大阪でアピールしたのか? それとも、タイトル初挑戦のマングバットがアップセットを起こしたのか――。
圧巻KO!
 マングバッドが右オーバーハンドを繰り出すが、サウスポー力石は、バックステップでかわすと左ストレートを好打。3回、ワンツーでぐらつかせた力石だが、マングバッドも強気に打ち返した。勝負が決まったのは4回。力石が左アッパーで痛烈なダウンを演出。キャンバスに大の字になったマングバッドを見てレフェリーはノーカウントで試合をストップした。
「初回で相手の動きがわかった」
 見事なKO勝ちを飾った力石は「4ラウンドでKOできて良かったが、最初は後手に回ってしまった。ただ、初回に相手の動きがわかった。世界にいくならストレートだけだけでなく、違うパンチも見せたかった」と会心の一撃となった左アッパーを振り返った。
再びライト級に上げることも選択肢のひとつ
 試合直前にコロナに罹り、「コンディションを作るのが大変だった」と明かしたが「メンタルは上手く持っていくことができた」。今後についてはライト級での世界ランカーとの対戦を希望した。
「兄につなげることができた」
 「兄につなげることができて良かった」。9月10日(土)に三重・四日市市総合体育館で復帰戦に臨む前WBC世界ライトフライ級王者の矢吹正道(30=緑)に勝利のバトンをつないだ。
「スピードがありクレバーだった」
 一方のマングバットは「ベストコンディションだったが、良いパンチをもらってしまった。(力石は)映像で見た通り、スピードがありクレバーだった。最後の左アッパーは見えなかった」と力石の強さを認めた。

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