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[前日計量]2022.6.11

大里拳vsそれいけ太一! 両者とも必勝宣言!

 日本スーパーフェザー級2位の大里拳(28=大鵬)と元日本ランカーのそれいけ太一(30=KG大和)が11日、大阪市内の関西JBC事務局で前日計量に臨んだ。

 3度目のタイトル挑戦に向けて負けられない大里と、ランキング返り咲きを目指し大阪に乗り込んできた太一が拳を交える。

 試合は、明日(12日)エルおおさか2Fエル・シアターにて開催される「第70回CHAMPIONS ROAD」のメインイベント、スーパーフェザー級8回戦で行われる。計量を終えた2人に電話取材で、意気込みを聞いた。
「勝って次につなげる」大里拳
 先に秤に乗った大里は、スーパーフェザー級リミットを200g下回る58.7kgでクリアした。「相手は後楽園ホールで経験を積んでいる実力者。自分が持っているランキングを奪いに来るので気は抜けない」と拳を交える太一を警戒。それでも「タイトルマッチに進むためにも、ここで負けるわけにはいかない」とランキングの座は渡さないとした。

宇津木秀とのスパーリングで力をつけた

 5月上旬には、東京で日本ライト級王者の宇津木秀(28=ワタナベ)とのスパーリングを行った。宇津木とは、アマチュア時代に対戦経験があり、指名されて実現した。「自分のボクシングが通用するところと、そうでないところがわかり、自分にとってプラスでしかなかった」と手応えを感じていた。

 「レベルの違いを見せて、上位ランカーの力を示す。勝って次につなげたい」と勝利を誓った。
「相手の好きなようにはさせない」それいけ太一
 一方、初の大阪遠征となる太一は、リミットちょうどの58.9sを測定した。移籍2戦目でチャンスを掴んだ太一は「勝つ気で大阪に来た。かなり良い状態に仕上がった」と万全のコンディションをアピール。「トレーナーや先輩ボクサー、それに後輩からも学ぶことが多くて、刺激をもらうことばかり」と、自らの進化に手応えを感じているようだ。

移籍2戦目でランキング復帰のチャンス

 「相手のボクシングに付き合わず、自分が得意とする変則的なスタイルで攻略する」5月15日(日)に同門の阿部麗也(29)がジム初のチャンピオンとなり、活気づいているKG大和ジムでランキング復帰を目指す。

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