輪島功一のDNAを継承!磯谷大心が戦慄デビュー!

　元世界チャンピオンの輪島功一氏を祖父の持つ磯谷大心(いそたに・たいしん/20=輪島功一スポーツ)が14日、後楽園ホールで開催されたダイヤモンドグローブでデビュー戦に臨んだ。

　68.5kg契約4回戦で羽賀彬光(35=DANGAN越谷)と対戦した磯谷は、衝撃のKO勝ちで初陣を飾った。

   磯谷が長いリーチを活かしながらジャブを上下に打ち分けると右ストレートでダウンを先取。再開後、距離を詰めてパンチをたたみかけてレフェリーストップに持ち込んだ。

　試合後、リング上でマイクを握った磯谷は「たくさんの応援がありプレッシャーを感じたが勝つことができてひと安心している。ダウンを奪って相手が効いているのがわかったので仕留めにいった」と会心の勝利に安堵の表情を浮かべた。

　今後の目標を聞かれた磯谷は「パンチをもらわずに皆さんに安心してもらえるようなボクサーになりたい」と抱負を語った。

　リングサイドで孫の勝利を見守った輪島氏は「練習は根性、試合は勇気。俺みたいに頭と心を使うボクシングを心掛けよう」とアドバイスした。