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[インタビュー]2021.6.16

井上尚弥のスパーリングパートナーの証言

 WBA(世界ボクシング協会)バンタム級スーパー王者、IBF(国際ボクシング連盟)同級統一王者の井上尚弥(28=大橋)のラスベガス2戦目までカウントダウンが始まっている。
 指名挑戦者のIBF同級1位、WBA同級8位のマイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)との一戦は井上の圧倒的有利の予想が立っている。
 今回、井上は新型コロナ禍の影響で国内に外国人パートナーを呼ぶのが困難で、対サウスポー対策として国内に所属するサウスポー選手との実戦練習で調整してきた。そこで、井上のスパーリングパートナーを務めた各選手に、あらためて"モンスター"の強さを聞いた。
阿部麗也(KG大和)
■IBF世界フェザー級8位
■阿部麗也(KG大和)
「自分のボクシングをさせてもらえない圧力。本当に隙がないです。様子見のパンチでも打とうものなら、返しのパンチが飛んできてそれが的確。隙があったら突いてくる。一瞬たりとも気が抜けないです。縮こまると、あの強打があるので余計に縮こまる。最近は強打と速いコンビネーションを打ち分けている。パワーもすごいのにパワーに頼らずとも攻撃の幅がすごくてまさに隙がない。サウスポー対オーソドックスの足のポジションもまったく苦にしない。死角がないですね(笑)」
定常育郎(T&T)
■日本バンタム級2位
■定常育郎(T&T)
「自分は7回スパーリングをしたのですが、本当に全部がすごいです。強いて言えば、洞察力。スパーリングが始まってから何をしても自分のパンチが当たらないと感じました。すぐに自分が嫌だなと思うポジションを取ってきて、ミスを誘われている感じがして何をしてもやられるなと。顔面へのクリーンヒットは、ほぼなかったです。14オンスのグローブでヘッドギアを被っていても、試合が終わった時のような顔の腫れ。ワセリンをめちゃくちゃ塗ってもグローブの擦れた傷ができました。スピードで左右に揺さぶっても最小限の動きで構えが変わらない。自分がどんなに動いても、尚弥選手のフィールドで戦われました。動くとプレッシャーが強くてやられてしまうので、あまり動かないで前に出たのですが捌かれました」
南出仁(セレス)
■日本バンタム級5位
■南出仁(セレス)
「自分は約3年ぶりに一度だけスパーリングをさせてもらったのですが、強いのは当然なのですが、対サウスポーに対しての前の手(左)の精度がすごかったです。多分、全力を出してもらえていないと思うのですが、的確に隙を突いてくる。サウスポーにとってすごく嫌な前の手の使い方をしてくるのと踏み込みが鋭すぎて…。ダスマリナス選手は、身長が高くてリーチがありますが、反応できないんじゃないかな。パヤノ戦のようなKOの再現もあると思います。すべての能力がすごいのですが、スパーリング後に『一つだけアドバイスをもらえないでしょうか』とお願いしたところ、これまで言われたことがないことで、『あっ、そこを言われるんだ』と流石だなと。何が言いたいかというと、"見抜く力"『モンスターの目』。試合をしながら相手を観察しているんだろうな、と思いました」
木村蓮太朗(駿河男児)
■WBOアジアパシフィック・フェザー級14位
■木村蓮太朗(駿河男児)
「すべてのパンチに合わせてくるので、1ラウンド3分のうち1秒たりとも気が抜けないです。身長は自分の方がありますが、それを感じさせない踏み込みの速さがあります。ジャブの踏み込みの鋭さはビックリしました。左フックが特にすごかった。攻撃に目がいきがちですがディフェンス技術もすごく高いです」

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