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[前日計量]2020.12.25

矢吹正道vs大内淳雅!激戦の予感

 日本ライトフライ級タイトルマッチ、王者の矢吹正道(28=緑)対同級1位の大内淳雅(35=姫路木下)の前日計量とPCR検査が25日、愛知県刈谷市内の病院で行われた。
 試合は明日の26日に刈谷市あいおいホールで開催される「GREEN Dream.13」のメインイベントで行われる。
 計量をパスしてホテルで過ごしている両者に電話取材で意気込みを聞いた。
勝って良い年にする
 初防衛戦を迎えた矢吹は「思ったより身長が低い」と横に並んだ挑戦者の印象を語ると、「相手も覚悟を持ってリングに上がってくると思うが、自分も相当な覚悟で戦っている。負ける気はしない」と自信を示した。
 試合直前に元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏(65)がYouTube撮影のため、所属ジムを訪れた。具志堅氏とのミット打ちを行った矢吹は「これまでパンチを受けたライトフライ級の選手で一番パンチが強い。絶対に世界チャンピオンになれると言ってくれた」と同じ階級のレジェンドボクサーにお墨付きをもらったようだ。
 「KOを狙うつもりはない。フルマークの判定勝ちを目指せば相手が倒れる。それが6ラウンド以内だったらと思う」と自然体で臨む。
3度目の正直での戴冠を誓った
 「これまでのキャリアで一番コンディションが良い」と落ち着いた口調で仕上がりの良さをアピールした大内は「復帰して3戦目でタイトルに挑戦できるとは思っていなかった。ただ、日本チャンピオンになるためにずっと準備してきた。明日は自分の夢を叶える日」と約4年5ヶ月ぶり、3度目の日本王座挑戦への思いを口にした。
 「昨日はクリスマスイブだったので(長男と長女に)プレゼントを渡してきた」と語った大内は「勝って最高のプレゼント(チャンピオンベルト)を持って帰る。明日は人生最高の日にする」と必勝を誓った。

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