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[前日計量]2019.11.2

東の精鋭達が集結

 「第76回東日本新人王決勝戦」の前日計量が2日に都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、厳しい予選を勝ち抜いた選手たちが計量に臨んだ。なお、ライト級は佐々木尽(18=八王子中屋)が体調不良のため棄権となり、齋藤眞之助(24=石川ジム立川)が東日本新人王に決定した。
 試合は明日の3日に後楽園ホールで開催され、日テレG+で11月10日(日)午後1時30分から放送予定。
計量の様子
■ミニマム級4回戦
森且貴(19=大橋)47.4kg(200gアンダー)
縄井愁(21=ワタナベ)47.4kg(200gアンダー)

■Lフライ級5回戦
安藤教祐(27=KG大和)48.7kg(200gアンダー)
高根秀寿(21=角海老宝石)48.9kg(リミット)

■フライ級5回戦
具志堅広大(26=竹原&畑山)50.7kg(100gアンダー)
臼井春樹(20=八王子中屋)50.4kg(400gアンダー)

■Sフライ級5回戦
入稲福敬(26=ドリーム)51.8kg(300gアンダー)
目黒聖也(20=セレス)52.1kg(リミット)

■バンタム級4回戦
永冨寛治(26=フラッシュ赤羽)53.0kg(500gアンダー)
小笠原梢太(24=シャイアン大嶋)53.4kg(100gアンダー)

■Sバンタム級5回戦
梅本耕孝(36=新日本木村)55.2kg(100gアンダー)
竹原毅(24=協栄)55.2kg(100gアンダー)

■フェザー級5回戦
今成太希(22=三迫)57.1kg(リミット)
亀田京之介(21=協栄)57.0kg(100gアンダー)

■Sフェザー級4回戦
佐藤諄幸(22=厚木ワタナベ)58.9kg(リミット)
谷口彪賀(20=八王子中屋)58.7kg(200gアンダー)

■ライト級5回戦
齋藤眞之助(24=石川ジム立川)
佐々木尽(18=八王子中屋)棄権

■スーパーライト級4回戦
本多航大(20=川崎新田)63.3kg(200gアンダー)
小林柾貴(イマオカ)63.5kg(リミット)

■ウェルター級4回戦
永田勝大(32=新日本木村)66.6kg(リミット)
足名優太(25=渡嘉敷)66.6kg(リミット)

■ミドル級
舟津純(26=伴流)72.3kg(200gアンダー)
湯澤卓己(22=宇都宮金田)72.3kg(200gアンダー)
注目のフェザー級対決
 フェザー級は左右ともにキレ味鋭いカウンターが魅力のサウスポー今成(5戦5勝3KO)と卓越したスピードと得意の左フックで勝ち上がり、亀田家初の新人王を目指す亀田(6戦4勝3KO1敗1分)が対戦する。

今成「減量はキツかったが、トレーナーやジムの先輩の協力のおかげで落とすことができた。これまでタイミングの良いパンチで倒してきたので、明日も自分から仕掛けてぶっ倒せるように頑張りたい。これまでの試合で一番負けたくない」

亀田「最後の水抜きがしんどかったがそれは皆同じこと。明日の試合が楽しみ。サウスポーとの対戦は初めてだが、スパーリングでかなり手応えを掴んだ。ここで新人王を獲らないと口だけと言われるので絶対に獲りたい。MVPも狙っている」
Sライト級 左:本多 右:小林
 スーパーライト級はともに激闘型のオーソドックススタイルの本多(4戦3勝2KO1敗)と小林(5戦5勝3KO)が拳を交える。序盤から激しい打撃戦は必至でKO決着が濃厚だ。

本多「相手は手数が多くて自分のスタイルに似ているのでガードと顎を引くことを意識してバチバチに打ち合いたい。勝てばジムから久しぶりの新人王となるので獲りたい。明日は倒して勝ちます」

小林「緊張感はあるがそれもひっくるめて楽しみたい。練習してきたことを出せば自然と倒せる。僕が一番面白い試合を見せることができる自信がある。勝って会長や石本さん(石本康隆トレーナー)を喜ばせたい」
ミニマム級 左:森 右:縄井
 ミニマム級は森(4戦4勝1KO)と縄井(4戦3勝2KO1敗)が激突。両者は昨年10月に対戦し、森が判定勝ちを収めている。

森「しっかりとやることをやってきたので自信をもってリングに上がる。1度勝っているが練習量では絶対に負けていないので差が広がったところを証明したい。4ラウンドしかないので最初から動いていく」

縄井「新人王トーナメントの組み合わせが決まった時に決勝戦で当たると思っていた。一番最初の試合なので盛り上がる試合を見せたい。倒してリベンジをはたす」
Sバンタム級 左:梅本 右:竹原
 スーパーバンタム級は大会最年長36歳の梅本(8戦5勝2敗1分)とアマチュア21戦のキャリアを誇る技巧派サウスポー竹原(4戦4勝)が対戦する。

梅本「29歳でライセンスを取得し36歳でここまで来た。夢は叶うことを子どもはもちろん大人にも見せたい。2度目のサウスポーとの対戦だが、苦手意識はない。ここで勝たないと11月28日の誕生日で37歳になり、定年で引退になるので負けるわけにはいかない」

竹原「相手はこの試合に勝たないと引退なので覚悟を持って挑んでくると思うが、自分が引導を渡す。どんな形でもいいので勝ちに徹する」 

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