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[試合後談話]2018.5.25

大田区総合体育館を盛り上げた!

 ダブル世界戦が開催された25日の大田区総合体育館では、主要4団体で世界ランキング入りしている井上拓真(22=大橋)がインドネシア・バンタム級王者のワルド・サブ(29)と54.5kg契約10回戦で激突。さらに日本フェザー級14位の溜田剛士(25=大橋)、アマチュア2冠の実績を持つ桑原拓(23=大橋)がデビュー戦を行った。
井上拓真(大橋)
■WBC世界バンタム級9位
■井上拓真(大橋)
「今回は体調もよかった。練習でもボディ打ちを中心にしていたのでボディで倒しそうな予感はあった。性格上、意識が顔に行きがちだが、今後に向けて、長丁場を考えたらボディ打ちを練習しないといけないと思っていた。それが少しは出せたかな。試したかったのは距離感だったりディフェンスだったりとか。初回は距離をとって相手のパンチを見切ろうと思っていた。その中で、セコンドの父から右アッパーから左ボディを打てと指示があって、打ったらドンピシャのタイミングだった。世界戦の心構えはできている。 自分としては無理をしてスーパーフライ級で挑戦するもバンタム級で戦いたい 」
溜田剛士(大橋)
■日本フェザー級14位
■溜田剛士(大橋)
「前戦では少し相手を見すぎたところがあり、今回は相手がタフな選手だったので倒せる時に倒そうと思い、前半から強引に行きすぎて、本能のままに行って空回りしてしまいました。今日は反省です。
   試合中セコンドから左をもっと使うようにと指示あったのですが、右と左ボディを打ちすぎました。最初のダウンを奪った左ボディはかなり手応えあって、立ちあがらないかと思ったんですが、その後に倒せて良かった。
時折右をもらっていたが、見えてはいたので効いてはいなかったです。今後は、あまり待ちすぎず、でも行きすぎないスタイルを心がけたい。ヨネクラから移籍したほかのメンバーの活躍はいい刺激になります。チャンスがあれば、今年中にはタイトルにチャレンジしたいです」
桑原拓(大橋)
■桑原拓(大橋)
「 緊張した。相手の情報は昨日映像をチェックした程度。頭が低いということと、自分が8オンスに慣れていないことに気をつけて試合をしようと思っていた。右のカウンターを合わせに行った時に逆にもらい損ねて8オンスが危険なのは十分わかった。こっちが相手にパンチを当てた感触は“硬い”だった。本当は3ラウンドくらいまでやりたかった。今までより2キロ重い体重で戦ったのもパンチの重みアップにつながったと思う。人生に一度のデビュー戦なので楽しめと言われて、世界戦の前座で楽しめたのは光栄です。今後も打たせずに打つ理想にこだわってチャンピオンを目指していきたい」

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