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[試合後談話]2018.5.13

下関で日本ユース初代ウェルター級王座戦

 「勝負する奴は面白い」をキャッチフレーズに掲げ、毎回好カードを提供している「関門ドラマティックファイト」。13日に海峡メッセ下関イベントホールで開催されたセミファイナルでは、日本ユース初代ウェルター級王座決定戦、クドゥラ金子(20=本多)対チェンジ濱島(22=関門ジャパン)が行われた。昨年11月以来の再戦(金子の判定勝ち)はジャブの差し合いからスタートした。
金子が打ち勝った
 3回に金子の右がヒットすると濱島も負けじと打ち合いに応じ打撃戦へと突入。5回に濱島が左ボディで動きを止めたが、パワーで勝る金子が右を決めてポイントを加点した。8回、金子が連打で攻勢を仕掛けたが、濱島も必死に打ち返し試合終了のゴングを聞いた。有効打で勝った金子が返り討ちに成功しベルトを獲得した。
早くKOしたかった
 無敗のまま王座に就いた金子は「良い試合だったが、倒せなかったのが悔しい。ただ、ベルトを獲れたことはとてもうれしいです」と反省の弁が口を突いたが、最後は笑顔を見せた。
相手が1枚も2枚も上手だった
 最後まで粘りを見せたが悔しい結果となった濱島は「クドゥラ(金子)選手が強かった。ボクシングをやりきろうとジャブを重視したが、相手のスピードが早く右をもらってしまった」と相手の力を認めた。

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