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[試合後会見]2018.3.3

衝撃! 日本ミドル級タイトルマッチ

 日本ミドル級王者の西田光(30=川崎新田)が3日、神奈川・カルッツかわさきで開催された「ホープフルファイト27」で同級1位の竹迫司登(26=ワールドスポーツ/たけさこかずと)を相手に2度目の防衛戦に臨んだ。7戦全勝全KOの最強の挑戦者を迎えた西田がどのような戦いを見せたのか――。
竹迫が戦慄のKO勝ち
 ジャブの差し合いからスタートしたが、挑戦者の竹迫が左ボディで動きを止めた。リズムに乗った竹迫はワンツーで後退させると最後は右ストレートを直撃。キャンバスに大の字になった西田を見てレフェリーはノーカウントで試合を止めた。
30歳までに世界挑戦したい
 ベルトを肩にかけて会見に臨んだ竹迫は「ジャブがなかなか当たらなかったが、ボディが思っていた以上に効いているのがわかった。倒したパンチは自然と出たもの」と冷静に試合を振り返った。
 デビューから8戦でこれまで戦ったラウンドの合計は14ラウンドという驚異の強さを見せる竹迫。「日本だけでなく他のベルトも獲って井上さん(井上岳志=OPBF&WBOアジアパシフィック・スーパーウェルター級王者)とジムを盛り上げていきたい」とOPBF&WBOアジアパシフィック・ミドル級王者の秋山泰幸(38=ワタナベ)との統一戦を希望した。
何もできなかった…
 一方、初のKO負けで落城した西田は「相手の右が強くてガードするのに精一杯だった。右を警戒し過ぎてボディを打たれて効いてしまった。完全に力負けです」と肩を落とした。「ここを勝ってさらに上を目指そうとしていたが叩き潰された。何となく(ボクシングを)続けるという気持ちではできない」と今後に関しては熟考すると明言した。

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