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[ニュース]2017.12.8

元東洋太平洋女子王者の竹中佳が引退

   元東洋太平洋女子ライトフライ級チャンピオンの竹中佳(高砂)が8日、日本ボクシングコミッションに引退届けを提出した。竹中は2014年4月、神戸中央体育館でヨッカオ・ローエイシティジム(タイ)と東洋太平洋女子ライトフライ級王座決定戦で4ラウンドTKO勝利をつかみ初タイトルを奪取、その後、2016年8月、ルイサ・ホルトン(豪)と念願のWBO世界女子ライトフライ級王座決定戦を戦うも、判定負けを喫しリングを離れていた。
技巧派サウスポーだった竹中
    引退について竹中は「正直、スッキリした気持ちでいます。3年前にギックリ腰をやって、万全ではない状態でしたが、世界にも挑戦して、ボクシングをやりきった気持ちもあります。最終的にはこの間、交通事故でまた腰をやってしまい、現役を引退する決意ができました。皆さま本当に応援ありがとうございました」と、コメントを寄せた。生涯戦績12戦11勝(3KO)1敗。
左:山下忠則会長
    当初、女子選手を指導する気がなかった高砂ジム山下忠則会長だが、竹中の熱意に打たれ指導を始め成長を見守ってきた。「本当に佳は、根性があった。ほかの男子選手より気持ちも強く、厳しい練習も耐えてきた。腰をやってしまってからも、復帰に向けて頑張っていたし、残念」と、愛弟子の引退に寂しさをにじませた。
お疲れ様でした。

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