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[前日計量]2016.10.24

アンダーカードは実力伯仲の好カード

 明日25日に後楽園ホールで開催される「DANGAN168 Tomorrow's Champion32」のアンダーカードは好カードが出揃った。セミファイナル、フライ級8回戦で拳を交える日本同級1位ユータ松尾(27=国際)と2013年全日本フライ級新人王の大保龍斗(21=横浜さくら)の前日計量が都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われた。
 この試合の模様は動画配信サービスBOXINGRAISE(http://boxingraise.com/ 月額980円)でライブ配信され、ゲスト解説に日本フライ級3位の長嶺克則(25=マナベ)が出演する。
明日の試合に集中する
 現在4連勝中で勝てば来年のチャンピオンカーニバルで日本王座挑戦が濃厚な松尾はリミットちょうどの50.8kgでパス。今回からリングネームを「ユータ松尾」に変えた理由を「国際ジムは日本ランカーになったらリングネームを付ける伝統があるので自分で決めた」とコメント。「相手は気持ちの強い選手だが、巻き込まれないようにしたい。明日はいかに勝つかが大事になってくるので、気持ちでも負けないようにしたい」と意気込んだ。
勝って上位に躍り出る
 一方、久しぶりのランキング復帰を狙う大保は100gアンダーの50.7kgでクリアした。3連勝と好調をキープする大保は「明日は大きなチャンス。先日の赤穂選手と勅使河原選手の試合を観て心に響いた。守りに入ったらダメだと思うので挑戦者らしくガンガン攻めていく」と闘志を燃やした。
左:斉藤 右:粕谷
 第6試合はスーパーフェザー級8回戦で日本ライト級8位斉藤正樹(31=TEAM10COUNT)と日本スーパーフェザー級10位粕谷雄一郎(19=石川ジム立川)が激突。斉藤は200gアンダーの58.7kg、粕谷は100gアンダーの58.8kgで秤を降りた。

■斉藤正樹「センスは向こうの方が上だが自分の長所を生かしてリング上でペテン師になる」。
■粕谷雄一郎「前戦の反省を生かしてディフェンス面を強化してきた。自分のボクシングをしっかりして勝つ。明日は成長した姿を見てほしい」。
左:末吉 右:三瓶
 第5試合は60.0kg契約8回戦、日本スーパーフェザー級8位末吉大(26=帝拳)が元日本スーパーフェザー級ランカーの三瓶数馬(21=協栄)と約1年8ヶ月ぶりとなるリターンマッチが行われる。末吉、三瓶ともにリミットちょうどの60.0kgで一発クリアした。

■末吉大「サウスポーと対戦するのは前回の三瓶選手との試合以来。明日は前回より良い勝ち方をしたい」。
■三瓶数馬「また末吉選手と再戦できるのがうれしくてワクワクしている。ここを勝って一気に駆け上がりたい。明日の試合は楽しみにしていてください」。

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